西 安 旅 游
2007.7.30　到　2007.8.3
７／３０ ７／３１ ８／１その１ ８／１その２ ８／２その１ ８／２その２ ８／３
◎ 美倫酒店
空港までシャトルバスに乗るため美倫酒店に朝9時までにいかなければならない。
チェックアウトしてホテルの 前でタクシーを拾う。今度はぼったくられないようにきちんとメーターを動かしていることを確認する。 運転手が、空港に行くのか？何時に飛ぶ？とか聞いてくるので、このまま空港まで連れて行かれたら困るので、 ずっと「美倫酒店」「美倫酒店」と言った。言葉が分からない振り！！
美倫酒店に到着したら、係員みたいな人が近づいてきた。でも怪しい。無視する。
トランクに入れていた荷物を出し、 11.5元のタクシー代を払う時、12元出した。そうしたら、お釣りも出さずにそのまま走り去った。
５角の損害だけれど、これで20元だしてもきっとそのまま行ってしまったんだろうと思う。
本当に抜け目無い人たちだこと。旅の最後までこんなことが起こる。 。

◎ 西安咸陽空港にて
空港に行ったら、国内線は2時間前から搭乗手続きを始めると知った。中国では搭乗手続きと手荷物預けは 同じ場所で行う。
私たちの番が来た時、受付の女性は、一枚だけ搭乗手続きを済ませ、あっちに行け、という。 どうやら手荷物預かりのベルトコンベヤーが壊れたらしい(^^;)。 別のカウンターに行き、手続きが出来たが、中途半端に手続きしたため、私たち２人はバラバラの席になった。
せっかく二人一緒の最後のフライトだったのに・・・。
空港の中は冷房が効きすぎて寒かった。すずめが室内を飛んでいた。シルクロードカフェがあったが、 「バクダッドカフェ」という映画を思い出した。
予定通り北京空港に到着した。荷物を取って国際線カウンターに行く。北京大学の短期留学のため、 彼女とはここでお別れ。
スリルがあり、ツアーやガイドつきの旅行では味わえないものがあり、楽しかった。
ありがとう。いつかまた会える日まで。さようなら。

◎ 北京国際空港にて
北京からはもう誰にも頼れない。気合を入れて、搭乗手続きをする。手続きに時間が掛かる中国では、 乗り換えの時間は3時間は必要だ。
無事手続き修了。そして税関に行く。ここでも時間が掛かる。手荷物検査を修了してやっと大阪行き の搭乗口にたどり着く。
日本語が聞けた。赤の他人なのに妙に嬉しい。
1時間ほど時間が有ったので、 免税店に行ったが、何もかも高くて買う気が起きない。 考えてみれば、記念になるようなものは何も買っていなかったな。でもあまり欲しいものがない。
食べ物だって、安全性を疑われている中国から買っても誰も喜ばない。 免税店の中に兵馬俑の写真が箱に描かれたチョコレートを見つけた。でもアメリカ製だった。
これならお土産にもなるよね。元もたくさん余っているし、少し高めでもいいか。一箱1000円くらいで高いけれど、 他のものを買うよりはいいや。

◎ 無事帰国
時刻どおり大阪行きに乗ったが、離陸するのが20分ほど遅くなった。 大阪には午後8時に着陸予定だ。行きの時と同じホテルの、送迎バスは8時45分である。 大阪に着いたのは8時20分。これから荷物を取って税関を通ったら絶対間に合わない。 そう思ってタクシーで行くことも考えた。
　しかし荷物が早めに出て、税関も1分も掛からず通過でき、 出口もバス乗り場のすぐ近くという好条件だったので、出口で8時44分だったが、ダッシュした。 ３台停まっていたうちの２台のバスが、出発してしまった。ああーー。でも残っていた１台が、 まさに私が乗りたいバスだった。
ありがとう。運転手さん。気がついてくれて。
　ギリギリセーフでホテルに行くことが出来た。 これに乗れなければ、タクシーか次が1時間後のバスを待つか、だった。 助かった～。ここが日本で良かった。
ここのホテルは温泉があり、久しぶりにお湯に浸かった。気持ちが良かった。TV放送も日本語だ（当たり前）。 作詞家阿久悠さんが亡くなられたそうで、特別番組が放送されていた。
翌日、ホテルの朝食で出た納豆、温泉卵、お味噌汁がとっても美味しかった。
なんだかいろんなことを感じた旅行だったけれど、外国に行って母国を知るいい機会だったと思うし、 危機管理意識が甘い日本に住んで、自分の身を守る緊張感の必要性を感じた旅だった。
こういう旅に誘ってくれた大阪のAさんにも感謝したい。多謝。

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