2003年08月06日、札幌は快晴でした。なによりの登山日和、朝７時半に出発し、神仙沼駐車場から10時に登山開始したのでした。この日は朝から気温が高く、長沼に着いた頃にはもうバテテいました(^^;)。長沼でこれから登るチセヌプリを見て、登れるかどうか心配になり、（この暑さで）シャクナゲ岳に変更しようと思いましたが、やはりチセヌプリの方が景色が良さそうなのでゆっくりと向かいました。

もう、最初からペースが上がらず、「やっぱり私ってどこか悪いのかな」などと心配しながら、ちょっと行っては休み、またっちょっと行っては休みしてました。高度が上がってくると、ものすごく良い展望でニセコ周辺の街や、山々が綺麗に見渡せました。 山頂についたのは12時ちょうど頃。たしか山の本に１時間って書いてあったなーと思い出し、自分の体力にふがいなさを感じたのでした(;_;)。

高山植物というほどの植物ではないものの、ニセコにも野の花がたくさん咲いていました。道ばたで良く見かける花も群生していると見事な咲きっぷりです。帰ってから図鑑で調べましたが、同じ花を見つけられませんでした。かえって珍しい高山植物のほうが調べやすいのかなと思います。こうやって並べてみるとやはり可愛いです。

チセヌプリに登った翌日、お天気が悪くスキー場を少し登っただけだったので、8月17日もう一度挑戦しました。ここの登山道は比較的緩やかな勾配で、途中では木陰になる場所もあり、楽な登山でした。 １時間20分、チセヌプリ登山と変わらぬ風景を見ながら登ります。 ガレバの岩に丸みが無くなった頃、ピークに出て山頂に到着です。 山頂からは羊蹄山が真正面に見え、360°の展望は最高でした。 チセヌプリよりも楽でしたが展望はチセヌプリより良い！登って良かった。

ロープウェイから登山する人も多く、サンダル履きの人、ショルダーバッグの人、犬を連れた人など様々ですが、なんと言っても私の登ったコースは下山後に五色温泉が待ってますから、このコースが一番良いと思います。 40分山頂に滞在したあと、下山。53分というあっという間の下山でした。 体力はまだもてあましていましたが、帰る時間も考えすぐ五色温泉に入り帰りました。