3月23日朝7時45分、札幌の自宅を出発し、関東の旅へと出かけました。 地下鉄、エアポートを乗り継ぎ、9時30分羽田行きに乗り込みます。 朝もたもたしていて食事も出来なかった。ショッピング街「タラバガニの押し寿司」を見つける。 搭乗口の売店のお弁当は高くて不味いので、即決購入。

　搭乗手続きが遅かったので、おまかせ席を取り機内に入ると、スクリーンのまん前だった(^^;)。 しかもテーブルもないよー。この「タラバガニの押し寿司」をどう食べる？よし、離陸する前に急いで食べちゃおうっと。 テーブルがないためお茶を飲むのも大変。お茶もあまり飲まずに急いで食べていると、急に喉が苦しくなった。ご飯が喉に 詰まってしまった。慌ててお茶を飲むも、ご飯が下に落ちてくれない、大変だー。両側にはスーツ姿のビジネスマン。 気づかれないように必死にもがいていたが、ついに我慢できなくなって胸を拳でたたく 。乳幼児かお年寄りみたいで恥ずかしいなーもう。 とても美味しい押し寿司だったのに、ゆっくり味わえませんでした(;_;)

　羽田には11時に到着。京急のホームまで行ったは良いけど、「浦賀行」と「成田行」の電車が停車して いたが、品川に行くにはどっちに乗るの？うーん。駅員さんに聞き「成田行」に乗り品川へ。 目的地は箱根。新宿からロマンスカーが出ているのを知らなくて、品川から東海道線「熱海行」の普通列車に乗り込む。 戸塚とか平塚とか外郎売の口上に出てくる駅をたくさん通過してうれしくなる。途中平塚では快速電車に乗り替え、小田原へ。 小田原駅から箱根登山鉄道に乗り換え、さらに箱根湯本で強羅行に乗り換える。込んでますねー。しかも雨と霧で景色が 見えないよ。 でもスイッチバックが面白かったです。

今日の宿泊は小涌谷であるが、強羅を先に訪れてみる。降りたらすごい雨。売店で傘を買い、荷物をコインロッカーに入れ、 強羅公園に行ってみる。レトロな噴水や、北海道ではあまりお目にかかれないマンサクや椿の花に春を感じる。ここに着い たのが2時半。タラバガニの押し寿司以降何も食べてない。お腹が空いた～。公園の中にある喫茶店に入りドライカレーを頂く。 このお店も大正時代の雰囲気があってよいなー。

　公園を出て、日帰り入浴をしようと地図を見ながら歩いていたが、雨にぬれ寒くて寒くて結局駅に戻って宿に 行くことを決める。私は箱根の景色は箱根駅伝しか知らない。距離感も解らず、小涌谷の駅から小涌園ユネッサンまで歩いた。 あー疲れた。でもここまで来ても今日宿泊する 「B＆Bパンシオン箱根」が解らない。駐車場の整理をしていたお兄さんに聞くと「園内の送迎バスで行く」とのこと。えー。 送迎バスでしか行けないの？ でももう歩くの飽きたし（疲れたともいう）バスで宿へ。

思ったより素敵な建物で、「一泊3600円朝食つき」。なんて安いの。 でもそう思ったのはここまで。 宿に食事の施設は無く、バスでユネッサンまで行かないと夕食が摂れません。宿に入っちゃったらユネッサン、小涌園以外の どこにも行けないよ。せっかく箱根の鄙びた温泉に行こうと思ったのに･･･。

こうなったら、評判が悪くてもユネッサンの「森の湯」に入ってやる！温泉だけなら1100円で入れるからね。露天風呂が広くて 普通の温泉だったけど、雨だったから屋根のあるところしか入れないじゃん！ 夕食も華やかなレストランには一人では行く気もせず、森の湯の休憩室でざるそばを食べる。硬くて不味い！

バスで宿に戻り、お腹が空きそうだったので、自販機にある箱入りチャーハンを買って部屋に戻る。なんか惨めになる。 宿にある温泉に行くと、思ったより良かった。ここで３人グループのおば様に会う。廊下でうるさくおしゃべりしていた 彼女たち。脱衣所で円陣の形でおしゃべり。おいおい狭い脱衣所で場所取んないでー。その後も話は止まらなかったようで、 先に部屋に戻った私の部屋のそばでまたまたおしゃべり。この宿ね、廊下の声が筒抜けなのよ。船の旅は楽しかったでしょ うけど、お部屋でしてね。

初日からこんなんで今回の旅は大丈夫だろうか････。箱根と相性悪いのではないかと不安に なり床に就く。 朝起きたら、化粧水の入ったポーチが無い。昨夜は脱衣所でしっかりお手入れして、ドライヤーもかけ、部屋についたら寝る だけだったので、忘れたのを気づかずにいた。朝お風呂に行ってみると男女入れ替えになっていた。フロントに頼んで探しても らったが、見つからない。高いものではないけれど、ポーチごと無くなるなんてショックが大きい。

廊下で「朝ごはんは7時半に行きましょう」と例のおば様たちの話が聞こえていたので、早めに行く。パンのいい匂いがする。 パン食べ放題とコーヒーのみの朝食。ま、こんなもんでしょう（と、諦めている）。かなりがっくりした気持ちで宿を出て送迎 バスでユネッサンまで行き、次の目的地まで向かったのでした。

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